BUCO(ブコ)は、1933年にジョセフ・ビューガライゼンによってアメリカのミシガン州デトロイトで設立されました。
1950年代からヘルメット市場に本格参入し、1960年代には「BELL」「McHal(マックホール)」と並んでアメリカの3大ヘルメットブランドとして確固たる地位を築き上げました。
1970年代のオイルショックの影響で一度はブランドが消滅してしまいましたが、当時の洗練されたデザインは今もなお多くのバイカーを魅了してやみません。
ビンテージヘルメットとしての絶大な魅力
ビンテージBUCOの魅力は、なんといってもその美しく小ぶりな帽体(シェル)のシルエットにあります。
「トラベラー」や「ガーディアン」「スパルタン」といった名作モデルは、被った際に頭が大きく見えないスタイリッシュなフォルムが特徴で、オールドスクールなチョッパーや旧車に乗るバイカーから熱狂的な支持を集めています。
現在では1960年代のオリジナル品は非常に希少価値が高まっており、状態の良いものや当時のオリジナルペイントが残っているモデルは、高値で取引されるコレクターズアイテムとなっています。ヘルメット好きにとっては、つい集めたくなってしまう不思議な魔力がありますね。
現代の安全基準を満たして蘇った復刻モデル
「ビンテージのシルエットは好きだけど、古いヘルメットを被るのには安全性や内装の劣化に不安がある」という方におすすめなのが、現在日本のトイズマッコイ社が手掛けている復刻版のBUCOヘルメットです。
「ベビーブコ」や「エクストラブコ」といったモデルは、当時のシャープで美しい外観を極限まで再現しながらも、日本のSG規格(安全基準)をしっかりとクリアしています。
ビンテージ特有のクラシカルな雰囲気を楽しみつつ、現代の安全技術と快適な被り心地を両立させることができるのです。クラシックバイクを愛するすべてのライダーに、ぜひ一度手にとっていただきたい名作ヘルメットです。
