BUCO「IC400」

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BUCO「IC400」とは?その圧倒的な希少性

ビンテージヘルメットを愛する多くのライダーにとって、「BUCO(ブコ)」は決して外すことのできない王道ブランドです。

今回は、そのBUCOが1970年代に製造した、知る人ぞ知る名作ジェットヘルメット「IC400」について、デザインの魅力や特徴を詳しくご紹介します。

BUCOのビンテージヘルメットといえば、「インターナショナル」や「エンデューロ」、そして「GT」といったモデルが比較的よく知られています。

しかし、今回紹介する「IC400」は、それらの定番モデルと比較しても圧倒的に生産数・流通数が少なく、ビンテージ市場でもなかなかお目にかかれない非常に希少なモデルです。1970年代当時に製造されたオリジナルのIC400は、現代の復刻版とは全くの別物と言えるほどの歴史的なオーラを放っています。

額部分に配されたBUCOの純正デカールなど、当時のクラシカルな雰囲気を色濃く残している点も、多くの愛好家の心をくすぐる大きなポイントです。

BELL「500-TX」に匹敵する小ぶりなシルエット

IC400の最大の魅力は、なんといっても「帽体の小ささ」にあります。ビンテージヘルメットを探している方の多くが「頭が大きく見えない、目深く被れるヘルメット」を求めていますが、IC400はまさにその理想を体現するヘルメットです。

全体的に帽体が薄く作られている上に横幅もタイトな設計になっているため、着用時のシルエットが非常に美しく決まります。

スモールジェットヘルメットの金字塔とも言われるBELL社の「500-TX」と遜色がないほどの極小シルエットを誇り、スマートに被ることができるのが特徴です。そのため、スタイルにこだわるバイカーから絶大な支持を集めています。

購入時の注意点と内装のメンテナンス

大変魅力的なBUCO「IC400」ですが、約50年前のビンテージ品であるため、購入時には注意が必要です。特に内装のスポンジや生地は、経年劣化によってボロボロになっていることがほとんどです。
そのままでは快適に被ることができないため、購入後にビンテージヘルメット専門店などで内装のリペア(削り加工や張り替え)を行うことを前提に探すのがおすすめです。
プロの技術で自分の頭のサイズに合わせて内装の厚みを調整してもらうことで、IC400特有の「目深く被れる」というメリットを最大限に引き出すことができます。しっかりとメンテナンスをして、一生モノの相棒として大切に育てていきましょう。