アライと並びヘルメットのトップメーカーであるSHOEI。世界各地に現地法人をもちシェアは世界一です。今回はSHOEIについて紹介します。
SHOEIの歴史
1954年にポリエステル加工メーカーから始まったSHOEIは、1960年にヘルメットの製作を開始しました。SHOEIの創業者鎌田栄太郎氏が経営する旅館で外国産ヘルメットに対する不満を耳にしたのがきっかけです。1965年にホンダの純正ヘルメットとして採用され、1968年にアメリカ現地法人を設立。1980年代には世界一の生産量を誇るヘルメットメーカーとなりました。
ヘルメットの特徴
MotoGPではマルク・マルケス選手やブラッドリー・スミス選手が愛用しています。
SHOEIのヘルメットは、安全面はもちろん、重量や空力特性、静粛性といった快適性も重視しているのが特徴です。強靭なシェルに、かぶり心地のよい内装、クリアなシールドなど事故を起こさないための性能にも優れています。重量面では軽量化を図ることで事故による首への負担を低減し、かつ長時間の走行でも疲労の軽減に効果的です。重量配分の研究も進められており、かぶった際の重量感が同じ重さの他メーカーのヘルメットより軽く感じられるのもSHOEIの強みといえるでしょう。
安全面では世界各地域で定められた安全規格に対して余裕をもってクリアする性能を有しています。
おすすめのヘルメット
SHOEIのおすすめヘルメットについて紹介します。
X-Fourteen
SHOEIのフラグシップモデルであるX-Fourteen。日本人の頭でもしっかりホールドしてくれるので長時間かぶっても快適です。機能面でも風圧や振動でブレることはありません。
空力性能にも優れ、風切り音も少なくなっています。ベンチレーション機能も快適で全体にムラなく快適です。
視界についてもクリアかつゆがみがないので走行時に不都合を感じることはないでしょう。
Z-7
コンセプトの「軽くて小さい」の通り、帽体が小さく軽いため人気のあるモデルです。見た目や重量だけではなく、機能性も充実しています。エアロフォルムは構想走行時のライダーの首への負担を軽減。また、気密性を高めることで風切り音の発生を抑え、発生した風切り音も低減してくれるので、音による疲労を格段に抑えてくれます。
CWR-1シールドはゆがみを抑えクリアな視界を確保。曇りにも強いので低温時や降雨時でも安心に走れます。