アライやSHOEIに次ぐ、第3のメーカーと言われるオージーケーカブトはバイク用や自転車用のヘルメットを製造、販売するメーカーです。
OGKカブトの歴史
1982年に大阪グリップ化工株式会社用品事業部から独立してオージーケー株式会社を設立。このときオートバイ用、自転車用のスポーツヘルメットを本格的に製造、販売を開始しました。
2006年に株式会社オージーケーカブトに変更し現在に至ります。鈴鹿8時間耐久ロードレースにBMWモトラッド 39チームから参戦した酒井大作選手やアレクサンダー・カドリン選手がユーザーです。
ヘルメット以外にも自転車用のアクセサリーやゴーグル・ウェアなども販売。特にスポーツサイクル市場でシェアを伸ばしており、プロサイクリングチームへヘルメットの提供を行っています。
ヘルメットの特徴
オージーケーカブトはスポーツヘルメットの会社らしく「すべては、安全という基本性能のために。」を基本としています。日本有数の実験用風洞施設で、プロのライダーが実際にバイクに乗り、ヘルメットが受ける気流の変化を分析。空気の流れを可視化し、それによって発生する揚力・抗力などの数値化に取り組んでいます。
また、安全性能実験はセンサー付きの人型模型を用いて、実際に人が受ける衝撃に耐えられるか、繰り返しテストを実施しています。
デザインやフォルムについては、マーケティングデータに基づいた検証を行い、プロトタイプを制作。その後、デジタル技術により検証を繰り返しています。以前の評価はあまり高いものではありませんでしたが、アライやSHOEIに比べ安価で、仕上がりの向上により支持者が増えてきました。
おすすめのヘルメット
オージーケーカブトのヘルメットのおすすめについて紹介します。
ジェット AFFID-J
オープンフェイスのヘルメットで、開閉や着脱ができるアウターサンシェードを搭載しています。このアウターサンシェードは太陽光のまぶしさを防いでくれます。夜間や雨天時は全開状態にすることで視界を広げることが可能です。エアベンチレーションも搭載しているので、快適な走行を実現しています。
AEROBLADE5
フルフェイスのヘルメットで、ベンチレーションが3箇所あり、走行中に風を取り入れて蒸れを防ぎます。帽体付近の気流を調整し負担を減らすウェイクスタビライザーにより、横風の空気抵抗を減らす効果も。衝撃吸収性にも優れており、首への負担が少なくなっています。