品質評価は世界一ともいわれるアライのヘルメットは、日米の安全規格両方をクリアしており、高い顧客満足度を誇っています。
アライの歴史
1902年に帽子屋として創業しました。その後、作業用保護帽の製造も開始。オートバイのヘルメットは、当時のオーナーである新井廣武氏が、バイク乗りだったため自分用のヘルメットとして製造したのがきっかけです。防護性能に力を注ぎ、安全基準のSNELL規格の上をいく自社基準「ARAI SAFETY」を掲げ、安全性の高いヘルメットを作っています。
ヘルメットの特徴
アライのヘルメットはとにかく安全性重視です。ヘルメットは帽体の表面が引っかからないように滑らせて衝撃をさける形になっていて、それ以上の衝撃については吸収するように作られています。ひと昔前だと割れて衝撃を逃がすという考え方でしたが、それは軽さを追い求められたためです。海外のドライバーから軽さを要求された結果、防護性能は低くなりました。
転倒時に頭部へ受ける衝撃は1度ではありません。ヘルメットが割れてしまった後も頭部へ衝撃を受けてしまうと対処できなくなります。だから、アライのヘルメットは軽さではなく頑丈さを追究し、簡単に割れないことが常識になりました。
アライのヘルメットは2万円台の廉価版からプロレーサーが使うものまで幅広くありますが、廉価版でも安全性能は落とさずに提供。「お金の差で命に差ができるのはおかしい」というのがポリシーだそうです。
おすすめのヘルメット
おすすめのアライヘルメットを紹介します。
RX-7X
FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が定めた新しい安全規格「FRHPhe-01」取得に向けた市販モデルです。FRHPhe-01は非常に高い安全基準が求められており、取得できないとMotoGPや鈴鹿8時間耐久などに参加できません。
RX-7Xでおすすめしたいのが後頭部に取り付けるエアロデバイス「レーシングスポイラー」で、高速走行での頭のブレを低減する仕組みになっています。後頭部に突起物は危なくないかと思うかもしれません。しかし、レーシングスポイラーは後付けするオプションパーツで、衝撃が加わるとはがれやすく、壊れやすい仕組みになっています。
RAPIDE-NEO
今までのアライにはないストリートに映えるデザインのヘルメットです。空気の通り道をシェル内部に通してくれるので快適性も高くなっています。もちろんSNELL規格になっているので安全性もバッチリです。