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内装がボロボロであればビンテージヘルメット専門店へ

ビンテージヘルメットは内装がボロボロになっている場合が多いので注意!

1960~70年代モノを中心に、バイク好きの間で人気の高いビンテージヘルメット。
これらを入手しようと思った場合には当然中古品として購入するわけですが、その際に注意したいのが状態です。
すでにモノによっては半世紀近くの時間が経過しているうえに中古品ですから、状態がよくない、ヘルメットとして使える状態ではない可能性もあります。

とくにバイクのビンテージヘルメットで注意したいのが、内装です。
経年と使用を重ねた結果内装がボロボロの状態になっていることも多く、購入して実際にかぶろうと思ったらビックリ!なんてことも起こります。
この手のビンテージヘルメットはネット通販で購入するケースが多いため、内装の状態を十分にチェックできないまま購入する傾向も見られます。
ですから、内装がボロボロの状態の場合すぐに使用することはできず、修理したうえで現役のヘルメットとしての使用に耐えうる状態にしなければなりません。

現役のヘルメットとしてかぶりたいならビンテージヘルメット専門店へ修理を

そんなビンテージヘルメットの修理を手掛けている専門店もあります。
購入したビンテージヘルメットを飾り物ではなく実際に使う現役のヘルメットとしてかぶりたい場合には、こうした専門店に持ち込んでリペアしてもらいましょう。
こうした専門店では、ビンテージヘルメットに合った修理方法はもちろん、ビンテージの雰囲気を損なわない素材を使用するなど専門店ならではのやり方でリペアを行ってくれます。

内装リペアの場合には、ヘルメットを一度すべて解体したうえで内装の生地とスポンジを張り替えます。
生地が破けていたり、スポンジがなくなってしまっている状態だと発泡スチロールの部分が頭に直接接触してストレスを感じてしまったり、長時間被り続けていると疲れや痛みを感じるようになってしまいます。
リペアによって、こうした使用感の問題も解消することができるのです。

また、劣化した生地やスポンジには黒い粉などが付着していることも多く、衛生面においても難があります。
リペアではこうした問題も解消し、衛生的かつ快適な使用感を実現することができるのです。

なお、この手のビンテージヘルメットは先述した人気の高い60~70年代の製品がもっともリペアしやすいと言われています。
専門店としても修理する機会が多いだけに、ノウハウが蓄積されているからです。
そのため、さらに古いヘルメットや逆に新しいヘルメットの場合は修理に対応できない場合もあります。
場合によっては修理を断られてしまったり、本人が望む形での修理が難しいケースも出てくるので注意しましょう。

いずれにせよ、できるだけよい状態にリペアした方がそのビンテージヘルメットが長持ちします。
その魅力をより長く保つためにも、専門店でのリペアを検討してみてはいかがでしょうか。